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特別養護老人ホーム 鹿助荘
敷地は鹿助池公園に面しており、公園と一体的になるように配置計画や植栽計画を行い、あたかも公園の中に設けた施設というデザインコンセプトを立てた。周辺は住宅地であり周辺の環境と建築物を馴染ませ調和させるかということもテーマとした。
設計時点では特別養護老人ホームの有り様の変革期であり、多床室型特養から個室ユニット型での整備制度に変わり、前例の少ないものであったため、建築主と北欧に視察に行ったり、ユニット型特養の先駆的建物(京都大学の故外山先生の監修作品など)の視察等を繰り返した。鹿助荘のスタッフの制服をなくしたのは北欧視察の成果である。
「脱施設」、「自宅でない在宅」などの議論と研究が果てしなく続く高齢者の住居空間であるが、居心地と環境の質の高さを求めて設計した。
夏、隣接する鹿助池には蓮の花が沢山咲く、近隣の方々と共に利用されている地域交流スペースは蓮の名にちなんでロトスホールと名づけられている。
- 構造規模
- 鉄筋コンクリート造、地上2階、地下1階
- 用途
- 特別養護老人ホーム(60名+ショートステイ10名)
- 敷地面積
- 4,278.69平米
- 建築面積
- 1,812.22平米
- 延床面積
- 3,495.37平米
- 設計監理
- 市川清貴(有限会社 市川建築設計事務所)
- 施工
- 株式会社 淺沼組九州支店
- Photograph
- 井上スタジオ
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